DENSO製ハンディターミナルで使用するDSL、「BHT-BASIC」にて、キー入力内容を取得する関数と、その使用方法について、簡単にまとめてみた。
INKEY$ (使用例: IN$ = INKEY$ )
キーボードから1文字読む込む。入力内容は画面に表示されない。設定により、[BS/C]などのファンクションキーをスペースキーとして取得するケースがある。
INPUT (使用例:INPUT = IN$ )
キーボードからデータを読む込む。入力内容を画面に表示させる事ができ、[ENT]キー入力時に変数に値が入る。[BS/C]キーで末尾の1文字が削除される。最大12文字。
INPUT$(文字数) (使用例: IN$ = INPUT$(3) )
キーボードから(文字数)分読み込む。入力内容は画面に表示されない。デバイスファイルから読み込む事もできる。
INP(ポート番号) (使用例: IN$ = INP(&H6041) )
入力ポートから1byte読む込む。ファンクションキーの入力判定が可能。(ビット計算が要るけど。)ポート番号については公式マニュアルを参照。
番外編
VRAMからデータを読む事も出来るが、処理がビット単位。細かすぎて使いづらい。